村山正則先生の図録を制作させていただきました。
医師でありながら絵画・随筆に長けた先生の思いを少しでも後世に遺し伝えることができればと考え、
7冊の随筆集より文章を読み込み、絵画作品に添えさせていただきました。
一見さらりと軽やかに見える鉛筆画と随筆ですが、骨格に精通する外科医ならではのがっちりとした背筋の通った作品群でした。
「知る人ぞ知る」ではなく、できればできるだけ、多くの人の記憶に遺していただければと思います。