WORKS
図録
2017年に発足より50周年を迎えた、50歳以下の備前焼作家で構成される備前陶心会の記念誌。
掲載内容のプランニング・ディレクション・デザインをすべて自社内で行い、展示会場の装飾制作まで行った。
図録は過去50年のできごとを新聞社のご協力を得て記事を提供いただき弊社で編集し、現存作家の作品もすべて1点ずつ写真撮り、掲載することで備前焼の「過去」と「現在」を記録し「未来」へ遺す資料となるよう制作した。
日本美術院同人の、中村譲先生の作品図録。先生がお勤めの尾道市立大学へお伺いし、美術学科内のスタジオをお借りして撮影した。
今後の資料的価値とともに作品を買われたお客様に喜んでいただくために、図録のほとんどの掲載作品に解説文を先生に書いていただき、作品への先生の思いや取材場所などが分かるように作成した。
備前市立備前焼ミュージアムで開催された、同展覧会の百貨店販売用図録。
美術館展覧会と百貨店展示会でのデザインコンセプトを統一し、販売を行うためのカタログなのだが古備前や歴史的資料も掲載することにより、文化催事的な側面も考慮して制作した。
36歳で夭折した木彫家、小林陽介先生の美術館展覧会図録。
撮影は美術館収蔵庫にて館長立ち合いのもと作品と対話しながら行い、美術作品から受ける「感動」をいかに伝えることができるかをテーマに制作した。
独学で志野を追求されている有本空玄先生の図録。白く柔らかな志野の釉薬を引き立てるため黒背景を使用しているが、通常のオフセット印刷ではなくUV印刷を行うことにより、黒色の発色を高め白い作品との対比がより強く感じられるよう印刷した。