WORKS
備前焼
いわゆる酒器や壷などではなく、心象風景をカタチにした作品だけで展示を行った竹中健次先生の個展DM。
作品形状が繊細な作品が多く、撮影は先生ご自宅にてセットを組んで立ち合いのもと行った。
当初展覧会DMには備前焼らしい伝統的な作品を掲載する予定ではあったが、打ち合わせ時に渡辺聡先生の陶房で作品を拝見し、弊社の思いから作品を変更して制作させていただいたDM。
家型の陶箱を複数お預かりし、寒い風に耐えている街並みをイメージして配置を行った。
作品を拝見した折に作品から山並みを連想したことから、これからの夜明けを思わせるイメージを持って制作をさせていただいた大石橋宏樹先生の個展DM。
先生は画廊での展示装飾もDMのテーマカラーに合わせてくださった。
共に50歳を迎えた備前焼作家 藤原康先生・森和彦先生二人展のDM。
お二人とも伝統ある陶家のお生まれであり、家伝の技法を駆使した作品とご自身の創造とを対比できるよう意識してDM制作を行った。
備前焼作品を見たことがある方は美術品にご興味ある方なら多いと思われるが、制作途中まで見たことがある方はそう多くないのではないか。
制作中の手を掲載することでDMを見た方が末廣学先生への興味を持ち、来場して会話のきっかけになっていただければと思い制作した。
展覧会サブタイトルの漢詩から着想を得て、作品を擬人化して絵作りをおこなったDM。
砂の上で酔って赤くなって、ひとり佇んでいるように見ていただければ嬉しい。